待乳山・隅田川・山谷堀
Matsuchiyama,Sumidagawa,Sanyabori

聖天様をお祀りする「待乳山(まつちやま)」は、推古天皇の御代、地中より忽然と現れた霊山で、そのとき金龍が天より降って守護したと伝えられています。当時、より河口近くであった山下の隅田川と龍神様の関連は、「水」の文化を感じさせます。 街中でも、山間の集落でも、そこに川が流れ、その水面を目にすると、人々の心は落ち着きます。水というのは、生命を維持するとともに、心をも支配するのでしょう。 広重や北斎等の浮世絵には、江戸市内の川が多く描かれています。 今回の浮世絵展では、江戸時代当時の待乳山と、その眼下に広がる隅田川、そして待乳山の裏手を流れていた支流の山谷堀等に関連する多くの作品を展示し、さらに隅田川上流の荒川、山谷堀上流の音無川、石神井川にも触れ、日本の歴史、文化等を見直します。


Matsuchiyama is a small hill dedicated to the Buddhist deity “Shōten”, and it is said to have risen suddenly from the ground in the days of Emperor Suiko, with a golden dragon descending from heaven to guard the auspicious event. The sacred dragon is often connotated with water, so the legend suggests the existence of an indigenous culture centered around water since the area was much closer to the mouth of Sumida River in those days. A flow of water through mountains and cities develops into a river, and the sight of its water surface makes us feel calm and peaceful. Water sustains life, but it also influences our mind. In their Ukiyo-e paintings, Hiroshige and Hokusai depicted many rivers that flowed through the city of Edo. In the current Ukiyo-e exhibition, we will display many prints showing Matsuchiyama during the Edo Period with scenes overlooking Sumida River and its tributaries to highlight the history and the culture of this region.

「浮世絵展〜待乳山と隅田川」


期 間 :令和元年9月14日(土)〜10月6日(日)
時 間 :9:30〜16:00
場 所 :待乳山本龍院信徒会館大広間特設会場および境内
入場料 :無料
 
内 容
関東屈指の名刹「待乳山聖天」と、山下を流れる隅田川、山谷堀、さらに上流の荒川、石神井川なども辿り、–水の都−江戸の歴史や文化を見直す。関連する浮世絵や北斎「隅田川両岸一覧」の大型解説パネル等を展示。
 
イベント
● 9/14(土)
開白法要(オープニングセレモニー)
「待音連・猿若囃子」による祭囃子「吉原狐社中」による狐の舞
 
 
● 9/20(金) 
開山会大法要参道にてお抹茶接待(有料)
 
● 9月16日(祝日)、9月29日(日)
藤元裕二氏によるギャラリートーク
(浅草寺教化部学芸員、公益財団法人禅文化研究所研究員)
 
主 催 :待乳山本龍院
共 催 :聖天町会
協 力 :浅草寺、埼玉県立 川の博物館、すみだ北斎美術館、猿若町会
後 援 :台東区教育委員会、浅草観光連盟、馬道地区町会連合会
 


待乳山聖天